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ヒット商品応援団
「人力経営」という本を書きました。ヒット商品の裏に潜んでいる「人」がテーマです。取材先はダスキン、エゴイスト、野の葡萄、叶匠寿庵、桑野造船の経営リーダー。ユニーク、常識はずれ、そこまでやるのか、とにかく面白い経営です。星雲社刊、735円、新書判。

2017年10月22日

日本観光応援団のスタートです

ヒット商品応援団日記No689(毎週更新) 2017.10.22.

ヒット商品応援団というブログをスタートさせて12年余、途中まで数えていたアクセス数も恐らく40万名、PVだと60万ほどになる。途中病気により中断したこともあったが、ヒット商品の誕生と衰退、その着眼について分析することから始まったブログも、より現場に即した「変化」を感じ取ることを目指して街歩きへと進んできた。それらは画像を多用した「未来塾」というテーマブログとしてやってきた。
こうしたブログ進展の中で数年前から取り上げてきたのが「訪日外国人市場」であった。この市場もあっという間に、ゴールデンルートと言われる東京ー京都ー大阪からLCCによる東北や四国、あるいはクルーズ船の寄港が多い九州へと一挙に拡大した。これらは変わらぬ円安と地方自治体の誘致によるものだが、それまでのパック化された団体旅行は半分以下となり、ファミリーや仲間あるいは個人といった自由に計画する日本旅行へと変化してきた。そして、ブログの中で「突然扉を開けて訪日外国人が現れる時代」、グローバルな情報の時代について指摘をしてきた。勿論、トリップアドバイザーを始めとしたガイド情報もあるが、更にネットに溢れている多くの情報の中から興味関心のある世界を目指して扉を開けにやってくる。そんな時代の只中にいる。

ところでそんな時代にあって、訪日外国人の興味関心事がどこにあるのか、既に顕在化した「観光」ではなく、埋もれている日本の魅力、ともすれば日本人自体も忘れている魅力を取り上げてガイドしたい欲求が生まれてきた。それはここ1年ほど東京の街だけでなく、大阪・京都の街の変化を見つめ「未来塾」のテーマブログとして書いてきた。そのテーマ着眼は「表通り」から「横丁・路地裏」まで、大きな変化から小さな変化まで、特に消費の日常・現場に即した「変化」についてであった。
京都を訪れた時、京都の友人はそれまでの観光地は訪日外国人で溢れかえり日本人観光客が減少し始めていると指摘した。そして、表通りの観光地から横丁路地裏の埋もれた観光地へと変化していくだろうとも。また、消費で言うならば、それまでの家電製品や化粧品・薬から100円ショップに代表されるようなアイディアグッズやコンビニへと変化してきている。こうした背景は訪日外国人市場の裾野の広がり、リピーターの増加によるものだが、これら変化は日本の消費市場自体を大きく変えていくものと考えている。

そこでタイトルにもあるように、訪日外国人市場のこれからを見据えたサイトをスタートさせることとした。サイト名はヒット商品応援団の意味合いと同じ「日本観光応援団」とした。勿論、既に多くのガイドサイトがネット上にあるので同じようなことをするつもりは無い。以前から指摘されてきたことだが、日本人自身は気づかないことを「外」「外国」から気づかされたと。この「気付き」がどこにあるのかをまずは探ることから始めることとする。
どんなサイトで公開するか、最適なのはWardPressでやることであると理解していたが、そこまでの作成技術が追いつかないこともあり、Facebookで行うこととした。この応援ガイドは長文になり、画像も多いことからFacebookは不向きではあるが、一つのテーマをいくつかに分けたコンテンツとしてやってみた。少々読みづらいと思うがお許しいただきたい。また、翻訳ソフトがうまく機能していないこともあって、和文・英文の併用とした。英文についてはうまい訳文とはなっていないのでこれもお許しいただきたい。

そこでその第一回のテーマは「銀座の歩き方:もう一つの楽しみ方」。勿論、観光ガイドには載っていない「もう一つの銀座」である。これら全て私自身の体験に基づくもので、久しぶりの銀座の街歩きによるものである。個人経験という狭い世界ではあるが、埋もれている魅力の着眼点を見出していただけたらと思う。
また、京都の友人からの投稿もあり、京都の路地裏や小さな祭りやイベントを取り上げてくれているので、こうした着眼の投稿を集めたサイトにし、文字どおり「日本観光応援団」のガイドサイトにしていきたいと考えている。

「日本観光応援団」;https://www.facebook.com/profile.php?id=100007701331478

なお、これからはヒット商品応援団のブログにおいては「ヒット商品の誕生と衰退への着眼、読み解き」と「大きな変化潮流をテーマとして把握分析する未来塾」、更に Facebookによる「日本観光応援団」の3つを取り組みます。(続く)
  


Posted by ヒット商品応援団 at 13:05Comments(0)新市場創造